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MacPro A1289 (Xeon W3530 2.8GHz 4C8T/8GB) 訳ありだが使える!
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MacPro A1289 (Xeon W3530 2.8GHz 4C8T/8GB) 訳ありだが使える!
当方,AT互換機,Linux歴30年以上になりますが,Macは素人です.
この度,学習のつもりでオークション等で買った機体を一通り触りまして,まぁだいたい解ったところで,
自分ではAT互換機を何台も持っている為,倉庫の肥やしにしておくのも勿体ないと思い,放出します.
この様な経緯ですので,別にこれで稼ぐ気もなく,買った値段で売れれば良いと思ってます.
元の状態よりはよくなってる筈ですので,お買い得かと.
但し,すでにサポートも終了した機種であり,そこはもとより玄人向けですので,一筋縄ではいきません.
説明をよく読んで頂きまして,しかるべき所有者の元に嫁げれば良いと思ってます.
以下,自分が手を入れたところから説明します.
・足が潰れており,元のリベットも飛んでいましたので,定盤と巨大クランプ,皿ボルトとナット,パテ埋めとサフェーサーで,
一応,垂直/並行/ツライチ/強度を取り戻しております.
塗装は銀スプレーのやっつけですので,気になる方はエアブラシ等で仕上げて下さい.
自分的には,齧られたりんごみたいで,まぁこれも愛嬌かなと思って現状のまま使ってました(笑).
写真では,上面の色ムラの様に見える部分はほぼ光の反射です.
・搭載CPUが一基のみ&ファンが全開になる.
現在は W3530 一基のみを搭載しており,私では何故か二番目の CPU B を認識させられませんでした.
調べたところ,ファンが全開になるのは仕様の様で,CPUがひとつしか搭載されていない場合にフェイルセーフ機能が働いてこうなる様です.
但し,すでに対策はしておりまして,後述する搭載OSすべてに「Macs Fan Control」というフリーソフト(最新版は使用期限尽きシェアウェアになりましたので,アップデートはお勧めしません)
をインストールし,センサーによるファン回転数制御を行っています.
このソフトが動作中はまったく普通に,静かに使えるのですが,マシンの起動/終了時にはファンが全開になってうるさいです.
私としてはそこまで気になりませんでしたが,どうしてもこれが気になる場合は,シングルCPUドーターへの買い替えもひとつの手かと思います(シングル仕様は特に安いです).
もちろん,技術のある方は,CPU二個認識に挑戦して頂ければと思います.
・グラフィックボードがGeForce GT640
ファンが壊れていたので,在庫から合うものを物色したところ,昔のRadeonのものが使えましたので,交換しました.
特に異音もなく,冷却にも問題ありませんが,ファンのロゴはAMDになってます.
性能としては標準のHD 5770とどっこいどっこいですが,消費電力が低く,補助電源不要で,かつ,METAL対応ですので,Mojave以降のOSXも使用できます.
ファームはMacEFIに書き換えましたので,起動時AltキーによるOS切り替えに対応しております.
・OS沢山入れた
OSX YOSEMITE / HIGH SIERRA / MONTERAY 及び,Windows 11をインストールしました.
起動時にAltキーを押しながら電源を入れると,起動OSの選択が出来ます.
WindowsだけはSSD(新品)ですが,予算の都合でその他は古い80GBのHDDに入れております(ソースディスクが小さいほうがSSDに移行しやすいです).
HDDですので非常に遅いので,気に入ったOSXのバージョンがあれば,ご自分でSSDに移動させて使用される事をお勧めします.
OSXの場合,SSDに移動させるのは基本的に簡単で,ソースとターゲットのみを接続してリカバリー領域から起動,ディスクユーティリティでコピーするだけです.
SEQUOIAも入れてみたのですが,非対応なのか,うまくインストール出来なかったので,少し前のMONTERAYを入れました.
恐らく,SONOMAくらいまでは動くかも知れませんが,この頃にはもう個人的にOSXへの興味が失われていたので追求はしませんでした.興味があればトライしてみて下さい.
HIGH SIERRAはMETAL APIを必要としない最終バージョンです.
YOSEMITE には古いアドビの Creative Suite 統合環境(Photoshop, Illustrator, InDesignなどを含む)がインストールされており,これ以上OSをアップデートすると使えなくなるので,ここで止めてあります.
それ以外のOSはほぼクリーンインストール&アップデート後の状態です.パスワード等は落札後にお伝えします.
Windows11のライセンスは未認証ですので,オークションでプロダクトIDを購入するか,オンラインアカウントで使うなどして下さい.
全てのOSはインストールに英語キーボードを使用しましたので,日本語キーボードをお使いの方は,設定変更をお願いします.
ちなみに,PC用キーボード/マウスも問題なく使えます.(Optionキー == Altキーなど,呼び方が違いますが)
・SSD マウントを3Dプリンタで制作
この機種特有の問題というか仕様というか,ケーブルを使わず3.5インチディスクを直接M/Bに刺す仕様の為,物理的に正確に3.5インチ仕様に変換する必要があります.
これが,現在市場にあるものでは,ほぼAINEX製のもの一択になります.もちろんそれ以外にも変換マウンタは無数に存在しますが,コネクタ位置がズレるので使えません.
この変換マウンタがひとつ千円前後と,そこそこの値段ですので,同じ機能を果たすものとしては,3Dプリンタで制作したこちらは結構スグレモノです.
(オマケでもう一つ付けます.)
・5インチベイにもSSDマウンタ搭載
こちらも有志が作った専用品で,中心からオフセットされています.
通常の変換ではSSDがセンターに来るので,ケーブルの長さが足りなくなって搭載出来ません.
・グラボ用のケーブル付属
アリエクスプレスで買っただけですが,mini6pin - 6pin (ノーマル品と同仕様)を二本お付けします.
後述のGTX680にアップグレードする際に使えると思います(ちなみに,EFIの書き換えは簡単なので,一般的な自作ユーザーであれば問題なく実行出来る筈です).
その他,DVD-RWドライブ,無線WiFiなどを一通りチェックし,問題なく認識している事を確認,USBポートも全ポート使えています.
電源も,それなりにゴリゴリ負荷をかけてみましたが,ヘタっている印象はありませんでした.
ただ,Firewireポートについては対応機器を所持しておらず,未確認になります.
ここまで使用した経験として言える事は,OSXは,まったくもってお勧め出来ません.
一応,3バージョンをお使い頂ける様に用意はしましたが,本音を言えばこれらは体験のみに留め,Windowsで運用される事を強くお勧めします.
Appleは自社のハードをたった数年で意図的にサポートを打ち切るメーカーであり,毎年OSをリリースして,古いハードでは最新OSを使えなくしています.
オープンソースに慣れ親しんだ身としては,これはどの様な理由があっても許される事ではなく,正直言ってAppleはゴミ中のゴミであり,30年間避けてきた私の道は間違っていなかった事を確認出来ました(笑).
上記のインストール済みOSの導入にも,有志が作った Open Core Legacy Patcher や,別マシン上のVirtual Boxからのスタンドアロンインストールなどを活用する必要がありました.
そもそもメーカー純正アップデータ自体がもはやサポートされておらず,まともに動かなかった事が原因です.
同じ理由で,今回のインストール済み環境をメーカー任せにアップデートした場合,何が起こるかは保証出来ません(Appleの実情を知った私は怖くて実行しませんでした).
AT互換機勢の目から見れば,目を疑う馬鹿げた仕様になっている事にしばしば遭遇しました.
また,グラボの選択肢が狭い事は致命的で,NVIDIAと袂を分かった事により,最新どころか二~三世代前のGeForceですら使用出来ません.
なおかつ,HIGH SIERRA以降のOSX には METAL APIに対応したグラボが求められ,かつ,起動時にOS選択を可能にするためには,専用のMacEFIに書き換えられている事が前提となります.
以上の様な制約から,OSXを使用するのであれば,手頃な価格で手に入るものとしては,実質GTX680がほぼ一択で最終仕様となってしまいます.
しかしながら,Windows(EFI仕様である11じゃないとダメ)であれば,他のマシンでインストールしたものを繋ぐだけで,すべてのデバイスが問題なく使えてしまいます.
もちろんグラボの選択肢も上記の様な縛りはなく,テストした限りでは,UEFI仕様であれば,AltキーによるOS選択も機能します(GTX1650で確認済み).
Appleが捨てた十年前の機種が,ライバルの現行Windowsでなんの問題もなく,完全に動いてしまうのはなんとも皮肉なものです(笑).
ここまでAppleをボロクソに書いておきながら,ハード的には,ケーブルが一本もないレイアウトは確かに洗練されたデザインと言わざるを得ません.
もちろん,上記に書いたとおり,2.5インチから3.5インチへの変換マウントに制約があったりと,このカタチならではの不便はあるにはあるのですが,
それでもなお,MacProは唯一無二であり,所有してみないと解らない良さというのは,確かに体験出来ました.
繰り返しになりますが,Windows11での運用が非常にお勧めで,そうするのであれば,欠点という欠点は殆ど見当たりません.
Linux についてはここでは触れませんが,GPT&EFI仕様で構築されていれば,Windows11同様に問題なく使用出来る筈です.
以上,説明をよく読んで頂き,理解した上で,ノークレーム・ノーリターンでお願い致します.
全ての機能をチェックした訳ではありませんので,もし不備がありましてもご容赦願います.
すでにお解りと思いますが,初心者の方にはあまりお勧め出来ません.
もちろん,初心者でも使える状態に仕上げたつもりですが,活用していくには,最低でもPC自作経験くらいはあった方が良いです.
それでは,よろしくお願い致します.
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